許可のないユーザのアクセスを制限

OPC UAのユーザーとロールの管理を簡単で安全に

B&RのAutomation Studioソフトウェア開発環境の新しいユーザーロール・システムは、OPC UAのアクセス権管理を簡単にします。 この機能は、権限のないユーザーによるOPC UAシステムへのアクセスやデータ変更、特定の操作の実行を防ぎます。

ロールはいくつでも定義でき、ノード毎に個別にアクセス権を割り当てられます。 主なアクセス権としては、読み取り、書き込み、閲覧などがあります。 ノードを完全に隠し、特定のロール・グループのメンバーには見えないようにすることも可能です。 コンフィギュレーションをさらに簡単にするために、親ノードの権限は子ノードに継承されます。

ユーザー・ロール・システム

1ユーザーにはひとつ、または複数のロールを割り当てることができ、暗号化パスワードでさらに保護を強くすることも可能です。 ユーザー・ロール・システムは運転中にも更新することができます。 例えば、新しいシステム・オペレータにユーザー名とパスワードを割り当てるなどです。 このような機能はファンクション・ブロック使い、コントローラ上のアプリケーション・プログラムで直接利用できます。

認証済みのセキュリティ

安全が確保され、信頼できるデータ交換を確立するために、OPC UAシステムではX.509標準に準拠したデジタル証明書を使用できます。 Automation StudioとAutomation Runtime内のTransport Layer Security (TLS)サブシステムがこれらの証明書の管理をサポートします。 証明書は表示、作成後、OPC UAサーバ上の証明書フォルダに伝送可能です。



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